理事長メッセージ

投稿日 2012年12月5日

No Renewable, No Future

50年後を想像してみませんか。50年前には想像もつかなったことばかりが今、起こっています。この50年の変化は、私たちにとって望ましいことも多くあります。一方で、マイナスのことも少なくありません。特にエネルギーを大量に使用する社会・暮らしは、環境や資源への大きな負荷があり、このままでは、とりかえしのつかないことになってしまいます。

太陽光などの再生可能エネルギーは、化石燃料や原子力に依存しないで、地域にある資源を活用することができ、持続可能な方向に変えることのできる有力な手段です。この「再生可能エネルギーなしには、私たちの、そして京都の明るい未来・展望はない」(No Renewable, No Future)と思います。

私たちは、これまで様々な環境に関する取り組みを進めてきた人たちと、一緒になって、京都で市民による再生可能エネルギーを普及させるために、この社団を立ち上げました。

多くの方々とつながりながら、着実に進めていきたいと思います。再生可能エネルギーが一杯で安心して楽しく暮らすことができる50年後の京都を想像しています。この想いの第一歩を進めるためにご支援くださるようお願いします。

一般社団法人 市民エネルギー京都 理事長 田浦健朗

理事長 田浦 健朗 プロフィール

気候ネットワーク事務局長。神戸大学大学院国際協力研究科修士課程修了。

1997年のCOP3をきっかけに地球温暖化問題に携わる。1998年 から現職として、温暖化問題に関する調査・研究、政策提言、セミナー・シンポジウムの企画・運営、ニュースレター・出版物の作成、講 演等、NGOの立場で活動を行っている。

他に、京のアジェンダ21フォーラム幹事、京エコロジーセンター事業運営委員、認定NPO法人きょうとグ リーンファンド理事、公益財団法人京都地域創造基金評議員、名古屋学院大学大学院非常勤講師、など。

著書に『地域資源を活かす温暖化 対策』(2011年、学芸出版社)など。